園芸農業療法
自然と触れ合う園芸農業療法とは?
当施設のリハビリで最も特徴的なのが、緑豊かな環境を活かした「自然との触れ合い」を取り入れていることです。そこで当施設では「園芸農業療法」という、土や自然に触れ合う独自の手法を取り入れています。自然による癒し効果は科学的にも証明されています。
植えて、花が咲き、実がなり、収穫し、処理し、調理し、飲食することにより、「期待・楽しみ・回想」を一年かけて取り組む活動です。
入所者や利用者への効果は?
1年を通じて要介護者の方が、昔から従事してきた事に生きがいをみいだし、精神面の向上、身体機能の維持・向上が期待できました。
入所者の声
- 昔は色んな種類を作っていた・・・
- 野菜は作ってなかったけど、牛を飼っていたなあ。昔を思い出すなあ。
- 去年、キュウリの漬け物がおいしかった。今年も楽しみだ。
※生活歴や、育て方など話が広がる効果もあります。
作っている作物
全62種(1年で)
1年を通して行っている活動です。
館内
- 【野菜】
- キュウリ、トマト
- 【花】
- メランポジューム、ふうせんかずら、セントポーリア、ひまわり、あさがお
館外
- 【春】
- 菜の花、人参、小麦、たけのこ、アスパラ、キャベツ、スナップえんどう、そら豆、グリンピース、山ぶき(きゃらぶき)、お茶の葉、ホーレン草、小松菜、木の芽(山椒味噌)、しいたけ、うど、玉ねぎ、馬鈴薯
- 【夏】
- 梅、らっきょう、胡瓜、ピーマン、ナス、モロヘイヤ、オクラ、ニガウリ(ゴーヤ)、トマト、南瓜、キャベツ、インゲン、トウモロコシ、人参、大葉、バジル、つるむらさき、スイカ、冬瓜
- 【秋】
- しいたけ、米、焼き米、大豆、里芋、さつま芋、ブロッコリー、青梗菜、小松菜、ホーレン草、銀杏、かぼす、ゆず、黒豆、小豆、茶豆、キウイ、くり、柿
- 【冬】
- 人参、大根(かぶ聖護院)、白菜、ごぼう